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急速展開 牛カツ専門店
最近新宿、渋谷等にに開店している牛かつ専門店。
京都市下京区の株式会社ゴリップが運営する外食チェーンで、この会社勝牛の他、ベジテジや、ゴッチーズ・ビーフなど、 3系列のレストランチェーンを運営している。勝牛はすでに17店舗ほど展開しているようだ。
社長さんが勝山さんなので勝牛なのだろうか。ちなみに神奈川に同名のハンバーグ専門店チェーンがあるので、頭に京都が付いているのかもしれない。
さて、新宿西口店に入ってみる。入り口は狭い店舗だが、中にはカウンター席の他テーブル席もあり、割合広い印象を受ける。
カウンター席の前にオープンキッチンがあるのだが、狭いスペースに5人もの人がいる。働く人がとてもやりにくそうで、シングルメニューのお店で席数を考えると、厨房の人数が多すぎやしないかと、お節介なことを考えてしまう。
メニューは肉の量や、トッピングで違いがあるが、その中から牛ロースカツ京玉膳をお願いした。
ロースカツ膳との違いは、京玉という温泉玉子をだしに入れた物が付いていることだ。
45秒で揚がると書かれているように、注文を受けてから衣を付けているにもかかわらず比較的短時間で料理が運ばれてきた。
たっぷりと盛られたキャベツの千切りがとてもきれいだ。ソース類が何種類も付いていて、卓上の食べ方に書かれているのに従って、先ずは山葵じょうゆで食べてみる。細目のパン粉はこんがりと揚がっているが、中はレア状態で、揚げ加減のちょうどいい。肉も固くなくすんなり食べられる。
赤身の肉の味はやや淡泊で、これはオーストラリア産かなと感じた。でも値段からすれば妥当なところだろうか。
山椒+塩、カレー風味ソース、牛かつ専用ソース、京玉と5種類物食べ方が出来る訳だが、何か味の印象が分散されてしまって、料理自体の味も希薄になってしまった。もう少し”これだ”というシンプルな食べ方で行った方が満足感が得られるのではないだろうか。
ご飯は麦飯、みそ汁は赤だしだが、みそ汁は牛丼店レベルだった。
これで税込み\1,500-以上になるのだが、この内容とすれば税込み\1,200-前後であればもう一度食べても良いかなと思った。16.04.09.331
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