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データ
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| メニューは牛丼のみ | 築地店の由来 | 案内看板 |
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| 昔ながらの建物 | 築地市場も間もなく閉場 |
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吉野家の原点。築地市場勤務時代によく通ったお店。閉店惜別。 約40年前、最初に就職した会社（今は無き鈴籐）で毎朝築地市場に通っていた。 麻4時過ぎから仕事を始め6時頃には一段落して、朝食になる、 当時の築地市場の飲食店はこの吉野家があるフードコートと、新大橋通沿いの井上などがあった部分だった。 その頃特に有名だったのはカレーの中栄だったが、当時胃の状態があまり良くなかった私は吉野家を利用することが多かった。 この当時、この筑地店だけは、アタマの大盛、ツユダク、ネギヌキなどもオーダーが出来、それが習慣になっていて、つい他の店舗で、ツユダクなどのコールをすると、「何ですかそれ。」といわれたものだった。 その築地店が2018年10月6日の築地市場閉場、豊洲移転とともに閉店とするというので、週末に築地へ出掛けていった。 あいにくの雨だったが、築地周辺は観光客であふれ返っていた。人の波をかき分けてフードＣ(旧築地食堂街）の前に来てみると、なんと吉野家の前に30人も並んでいる。 場所は変わらず食堂街の隅角だった。 雨の中傘をさして待つことにしたが、さすがに回転が速くて列はどんどん進んで行く。 入り口上には筑地店が吉野家発祥の説明が書かれていた。 やがて天似に入ると昔ながらのカウンター席(13席)に座り、アタマの大盛りを注文する。 ほとんど待ち時間はなく（あたりまえか・・・）牛丼が運ばれてきた。 盛り付けは他店と比べるとやはりきれいで、玉ねぎがバランス良く飛んでいる辺りはさすがだ。 食べてみると昔受けた印象と同様に、やはり他の店舗とは若干の差がある。特に肉のかみ応えが全然違う。察するにこれは他の店舗と比べて牛肉のカットの厚さが違うように思える。 また、たれの味加減かとても良く、他店舗で良く感じられる煮詰まった塩辛さがない。 混雑していたのでせわしなく店を後にしたが、牛丼原点が築地吉野家だった私にとって、 40年振りの築地市場で吉野家牛丼を堪能することが出来た。18.09.30.577 |
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