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データ
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| 提灯 | 暖簾 |
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| 建物と看板 |
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| 煮込み by YUJI maxiさん | 煮込み鍋 by 多良猫空蔵さん | 卵入スープ by はたのひろこさん |
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東京5大煮込みの1軒。下町の雰囲気に浸る 東京5大煮込みという言葉を知ったのは、ラジオ番組で居酒屋評論家の太田和彦さんが話していたのを聞いた時だった。 本来ならば月島の岸田屋、千住の大はし、森下の山利喜が東京三大煮込みなのだが、これに立石の宇ち多”、門前仲町の大坂屋を足すのだそうだ。 今回は独特の串に刺した煮込みに惹かれ、大坂屋さんを目指した。 場所は地下鉄の門前仲町駅から深川公園方向に向かい、2本目の筋を左に行った所だった。 近くに飲み屋横町がある。 開店の午後4時を目指して行ったが、開店前の行列は見当たらなかった。しかし蛇の道は蛇で、少し離れた所に目当てにしている人が3、4人見えた。 1番に到着していたため、時間通りに開店した時一番乗りで入店した・・・ と思いきや、カウンターの奥にもう一人が座って一杯やっている。どうもご近所の常連さんらしい。 先ずビールを注文し、煮込み一人前（5串）を注文する。 このお店、残念ながら店内は撮影禁止のため、自分で撮った写真をUPできない。写真は店外のみです。 ただし、お借りした料理写真を掲載します。皆さんありがとうございます。 何と言っても料理のメニューは、煮込み一串150ーとオニオンスライス300ー、スープ玉子入り350ーの3種類しかない。 ビールと共に突き出しの切り漬けが出てきたが、お箸は無く、小さなデザート用フォークが添えられてきた。 白木のカンターに埋め込まれた鍋には、くつくつと煮込まれている。3種類位の部位があり、一串づつ食べてゆく。比較的薄味で煮込まれたモツはとても美味しく、暑さの中歩いてきたのでビールがよく進む。 すると隣の常連さんらしいおじいさんが、「ここは玉子が美味しいよ。時間がかかるから早く頼んだ方がいいよ。」とアドバイスしてくれた。 鍋の中には殻ごとの玉子が入っていたが、その殻をむき、包丁目を入れて、煮込みの煮汁をかけて出してくれた。煮込みの中の温度がちょうど良いらしく、見事な温泉玉子になっていて、これはとても美味しかった。 オニオンスライスを口直しにしながら食べる煮込みは独特だった。 このお店、客あしらいとかなんとか様々言われていたりするが、要するに屋台が家の中に入っただけなのだ。それはお箸が供されないこと、そのため煮込みは串に刺してあること、メニューが極端に少ないことなどからも伺える。 このようなお店は長居せず、さっくりといただいて早々に出るというものだろう。 こういう雰囲気を違和感として指摘するのではなく、その雰囲気に浸って楽しむというのもいいものだと感じた。 本当に貴重な下町居酒屋体験だった。160618 |
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