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データ
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| 開店前の順番待ち |
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風格充分の煮込み。ただし撮影禁止は残念。 さて東京五大煮込み（いやこのお店は三大煮込みだ）店も残るは1軒。というわけで夕方北千住に向かった。 若い頃千住大橋に澄んでいたことがあって、北千住にも足を運んだことはあったが、その当時はあまり印象や評判が良いとは言い兼ねる待ちだった。 その頃と比べると駅前の変わり方は驚くばかり、ショッピンセンターを兼ねた大きなビルがそそり立ち、メインストリートや路地もずいぶん雰囲気が変わっていた。 そのメインストリートに歴史を感じさせるように大はしはお店を構えていた。 営業時間の開始時刻16:30、あで約10分ほどだったが、お店の前にはもう開店待ちの行列ができていた。ただし、お店の席数が45席もあるので、1巡目は余裕で席に着けた。 それでも開店後しばらくしてから来られたグループは席が無く諦めて帰って行った。 奥から順に詰めていって、注文も並んだ順に聞かれて行く。店員さんは大忙しで注文に応対している。 次々と酒、料理が運ばれてくる。ただし、忙しすぎるせいかひとによっては、置き方がややがさつな印象を受けた。 ホールの中ほどに似は金宮焼酎のボトルが並んだ棚があって、常連さんのボトルキープがかなりの数あるようだ。 最初は生ビール中ジョッキを注文。間髪入れずに煮込み豆腐入りを注文。 何しろ料理が運ばれてくるスピードが早い。 お客さん心得ていて、サクッと飲んで、食べて揚がって行くから回転は速い。 さて、肝心の煮込みである。煮込んだスジ肉の横に、大きめの豆腐がのっている。 肉はほろほろと軟らかく煮られていて、豆腐は味が良くしみこんでいる。さすが東京三大煮込み。美味しさにあっという間に平らげてしまった。 値段の安い。 次に野菜サラダをいただく。これはマヨネーズでいただくのだが、野菜はとても新鮮だった。 次のドリンクは山形正宗の燗酒。一合瓶のままお燗がつけられている。 刺身は皮はぎがあったので注文。肝もついて鮮度も良くとても美味しかった。 焼酎をレモンサワーで注文すると、たっぷりのレモンが付いてきた。どちらかというと梅割りを注文する人のほうが多いようだ。 最後の豆腐抜きの煮込みを注文。もう一度煮込みを楽しんだ。 お勘定をお願いすると年配の男性の方はポケットに入る短いのそろばんで計算していた。これは携帯用のそろばんなのだろうか。珍しいものを見た。 それにしても太田和彦さんの選定は素晴らしい。三大煮込みがそれぞれとても個性的で、最後の大はしで全部いただいた訳だが（宇ち多゛、大坂屋を含めると五大煮込み）、堪能すると共にその選定見識に改めて感心した。 ただしこの大はし。撮影禁止だったのがとても残念。あらかじめ自分の料理だけ取らせてもらえないか効いてみたのだが、断られた。この点はやはりとても残念だった。17.10.12.473 |
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