 |
ラーメンというよりとても上質なスープ。
福生、瑞穂地域でお昼になった時、ネット検索で自家製麺が目に止まり行ってみた。
この辺まで来ると青梅のいつ樹も近いのだが、最近あの強すぎる海老の臭いが鼻に付いてしまい、別の傾向を食べたかったのでちょうど良いタイミングだった。
小振りな店内はカウンターと亭ブル席1卓だが、カウンター席は座り心地がとても良い。
メニューは大きく３系統に分かれている。トマト系、シーフード系、しょう油系だが、初回はシーフードに味玉をプラスしてみた。
注文を受けると大きめの雪平鍋に油を入れ、シーフード、野菜を炒め始めたが、具を入れた瞬間大きな炎が鍋から立ち上がった。結構派手なパフォーマンスなのだが、その後何度かシーフードが作られるところを見たが、この炎はそのたびに立ち上がり、これはどうやらお約束の演出になっているようだ。
トッピングは炒め油の風味も良く、自家製麺は小麦の風味の良さもさることながら、コシがある麺なのだが表面がつるつるしてこれは優れた麺だ。また塩味のスープはいろんなだしが渾然一体となって、とてもまろやかな味わいだ。そのスープがスープが麺と良く絡みとても美味しい。
2回目はチリトマトをいただいた。これはメニューの先頭に書かれている様にこの店のメインメニューのようだ。
色合いが良いトマトのスープにトッピングはトマトソース（サルサポモドーロと呼ぶのにふさわしい良い出来だ。）とオニオン、チャーシューのトッピングが、料理の外観としてとても映えている。
美味い麺とも良く絡んで何とも言えない美味さなのだが、スープだけで味わっても良質なトマトトスープを飲んでいるようだ。
このスープをサイドメニューのチーズご飯を入れて食べていたのだが、これがまた良く合って・・・美味しく締めくくった。
どうやらカッパ64ではラーメン３系統それぞれ専用の麺を使っているようだ。
このお店、店名からもわかる様に”カップヌードル”のもじりから来ている様だが、基本的な料理センスがしっかりしていて、上質なスープを食べているようで、とても奥が深い。
残りのしょう油系をいただくのが楽しみだ。13.10.22,12.04 .164
|
 |
