はつね 

       


 ジャンル   ラーメン     
 メニュー   タンメン:750-、ワンタンメン:750- 
      
   
 ホームページ    :
  データ 
  住所: 東京都杉並区西荻南3-11-9   
  交通:  JR中央線 西荻窪駅(南口)より徒歩約1分 
   
  電話番号: 03-3333-8501   
  営業時間:  [平日]11:00〜17:00頃[土]11:00〜16:00頃
  定休日:   日曜・月曜・祝日    
  駐車場:   無し   
   
   お勧めマーク (満点:5)
   
   
     
     
  ワンタンメン      ワンタンメン拡大       
     
  タンメン      タンメン拡大     営業案内  
     
  暖簾      お店外見横から       
     
 






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 淡麗系東京ラーメンの横綱 

学生時代中央線沿線に住んでいた頃、良く出掛けていったラーメン店は、三鷹の江ぐち、荻窪の春木屋、丸福、そして西荻窪のはつねだった。
 
江ぐちはビルの地下1階に移転し親父さんの引退とともに閉店、その後ラーメン三鷹として現在に至る。
 
丸福は閉店し、その後女将さんが武蔵野市の市役所近くでお店を始められたが、しばらくして閉店。
 
春木屋は若干場所が移動したが相変わらず繁盛している。
 
そしてこのはつねだが、場所も店舗もそのまま。相変わらず6席のカウンターで営業されている。
 
現在のご主人も大分お年を取られたが、先代から引き継いだ味を守っていらっしゃる。昔行っていた頃は先代が調理場に立っていて、何回かお邪魔するうち現在のご主人が先代の脇に立って修行されていた姿を今でも覚えている。
 
前回は野菜たっぷりのタンメンをいただいた。澄んだ塩スープにたっぷりの野菜炒めが載っていて、野菜のうま味が口の中に広がった。
 
そして、今回はしょうゆ味のワンタンメンをいただく。
 
いつもと変わらない店内ははつねのラーメンを食べに来た人で一杯になり、相変わらずお店の外には行列が出来ている。
 
15分ほど待って着席、お店の真ん中には2階へ登る小さな階段があり、物置場になっている。これもまったく昔ながらだ。
お客さんは常連さんとおぼしき人が多く、かなり年配の女性もいた。
 
皆さん多く注文して板のhタンメンにチャーシュー+のメニューだった。
 
大体3人づつで入れ替わりになり、そのたびにご主人がマイペースのラーメン作りをして行く。先ずはチャーシューの固まりから1枚1枚丁寧に切って行く、チャーシューガ食べやすいように包丁目を入れるあたり、丁寧な仕事ぶりだ。
 
タンメンを注文する人とラーメン、ワンタンメン系を注文する人が混在するため、次にはワンタンを作る。作り置きしないでその都度作っているようだ。
 
次はタンメン用に野菜を炒める。その間に奥(?)さんが丼を用意し、たれなどを入れて行く。
さて、ご主人はタンメン用の野菜炒めを作り出す。サッと炒めてスープを注ぎ込み、何度も味を確認しながら仕上げて行く。
 
ようやくこの辺から麺を茹で始める。ここからスピードアップし、丼にスープを張り、麺の湯切り後丼に入れられる。
その後トッピングが乗せられて出来上がり。昔からのやり方を変えず、また省略された作り方は全然されない。
 
やって来たワンタンメンはとてもきれいな盛りつけだ。チャーシューガ約3枚、なるとと、焼き海苔、メンマは無く、代わりにサヤインゲンが載っていて、これが色彩的にとてもきれいだ。
 
程よく茹で上げられた中太麺はスープに良く絡み、口に入れるとさわやかな風味が広がって行く。
 スープはだしのバランスが完璧に取られていて、しょう油の風味もピッタリに合わせられている。淡麗だがとても美味しい。 
 
最近もてはやされている濃厚系など何する物ぞ・・・という貫禄すら感じられる。
 
チャーシューも柔らかく仕上げられていて、しかも余分な脂もない。わんたんも具にちゃんとした味つけがされていて、食感がとても良かった。
また、サヤインゲンも素材の質、火の通し加減など秀逸だった。
 
すっきり系の東京中華そばでは正に横綱と言えるはつねのワンタンメンだった。  16.12.01.422

-------------(2005.03.07)-------------------------------------------------

 西荻窪南口近く、店内はとても狭くカウンターの席の数も少ないが、清潔な店内。しかし、この席の数がはつねのラーメンのレベルを保っているのかもしれない。
 ここのスープを飲んでの第1印象………味がうすいか...と一瞬思わせる。しかし、二口、三口とレンゲですくって飲んで行くと、優しい味ながらも様々な材料が渾然一体となったスープが、心地よく喉をすべって行く。そして飲めば飲むほどうまみが口の中へ広がって行く。
 そう...化学調味料に頼らず丁寧に作られた味とはそういう物なのだ。化学調味料や人工のアミノ酸系調味料、砂糖などで誇張された味は一口目は印象が良いけれど、だんだんクドクなり、いつまでも舌先がしびれたような後味が残ってしまう。
 やや色の淡いスープは少し細目で素直な味の麺とのマッチングも良い。
 具は何と言ってもメンマが入っていなくて、輪切りの竹輪がのせられているのが特徴。チャーシュー、きぬさや、海苔など具の味もスープの味を邪魔することもなく、抜群の調和を見せている。
 恐らく東京で食べられる中華そばとしては最高の一杯か。
 次回にその他のメニュー、塩味のタンメン、目の前で作られるワンタンを入れたワンタン麺等を食べるのが楽しみになってきた。




   





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料理・味   サービス  雰囲気 CP   酒・ドリンク  トータル
1.5  1.5 
 
 
はつね

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