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データ
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| トッピング辛味噌ネギ玉牛丼 | 牛丼UP | 玉子(黄身を載せて) |
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吉野家ノトッピング牛丼 -----(これは2010年3月現在の感想です。)----- デフレ経済の中、牛丼チェーンの競争も激化の一途をたどっている。 最近ではこれまで業界トップだった吉野家をすき家を展開するゼンショーグループが抜いて、逆転トップに立ったことが話題になっていた。また、当の吉野家は過去最大の欠損を生じているらしい。 これは牛丼メインに展開してきた吉野家に対し、すき家は牛丼の値段を下げ、百円近い価格差で吉野家を上回っているように言われているが、実はそうではなく、牛丼やその他ののバリエーションを増やしてメニューを豊富にしている。牛丼目当てにお店に入っても、必ずしも単価の安い牛丼を食べるのではなく、他の食材を組み合わせた牛丼などを選び、結果的に1食あたりの単価が下がらないのだ。 これはゼンショーの企画力が上回った結果ののように思える。 吉野家としてもこの点を指をくわえて見ているはずもなく、この下笹目店では「トッピング牛丼」と称して４種類ほどのバリエーションを試験販売？している。 この「トッピング牛丼」は吉野家のホームページにも書かれていないので、店舗を限定したテスト販売であることは明らかだ。 しかし、この「トッピング牛丼」というメニュー名、もう少しましなネーミングは出来ないものだろうか。これでは売り手側の感覚でしか物を見ていないということがバレバレだ。しかもすき家の二番煎じでは・・・。 また、松屋は冬季に人気が高い独特の豚汁や、朝定食で人気があるソーセージエッグ定食などで多くの集客を得ている。 これらを迎え撃つ吉野家はどうか。最近の丼や湯飲みのプレゼントキャンペーンといい、松屋のソーセージエッグ定食に対抗して発売したハムエッグ定食も何か中途半端だ。どうも最近の吉野家の販売戦略は方向がブレているような感じがしてならない。 吉野家が牛丼ひとすじというのなら、こういう小手先の変化策ではなく、例えば肉をあらかじめ煮ておくのではなく、生肉からその場で調理するような、他の牛丼とは違ったクオリティの高い牛丼を期待しているのだ。 米国産牛肉、牛海綿脳症が起こる以前は吉野家の牛丼は味の点でライバルチェーンより優位に立っていた。しかし現在ではこの優位性も無くなり、ライバルチェーンが料理自体のクオリティーを上げてきているのに対し、吉野家は何かガサツな印象を受ける。お客はこのようなところを微妙に感じ取ってお店を選んでしまう。 吉野家D&Cの安部社長さん。どうか小手先の商品戦略ではなく、これぞ「吉野家の牛丼」といえる品質の高い牛丼を作ってください。それこそが牛丼ファンが待ち望んでいる牛丼であるし、それが実現できれば少々の価格差でもそちらの牛丼をきっと選ぶのではないでしょうか。10.03.29.257 |
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