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データ
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| つけ麺 |
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関西風の特徴を生かした味付け 最近関西にも極太麺を使った関東風のつけ麺店が増えてきたが、このお店もそんな一軒。 場所は天神橋筋沿いで、住所は本庄東だが、天神橋８丁目のはずれといったところ、もう少し北に行けば長柄橋だ。 店内は奥行きが深く、鰻の寝床の様に細長い。カウンター席のみで奥の方には小麦粉の袋が積み上げられている。どうやら店内の奥で自家製麺をしているらしい。 やがて、味わいのある陶器の器に太麺が盛られ、やはりシックな色合いの小鉢につけ汁が入れられて運ばれてきた。 見た目は関東風のつけ麺と同じように見えるのだが、食べてみると全然違う。 麺は柔らかめの食感で、いわば大阪風の麺の感触だ。これはうどんと同じで、讃岐や武蔵野のうどんが堅い食感なのに比べ、大阪うどんが柔らかめなのと同じような違いだ。 また、とろみが付いたつけ汁は京都のラーメン、「天下一品」とか「天天有」風を感じさせ、とんこつスープがベースになっているようで、独特のとろみと味で関東風つけ麺とは一線を画すものだった。 また、薬味としてたまねぎのみじん切りがあり、これはスープに一風変わったアクセントを与えていた。 見た目は同じでも、しっかりと関西風にアレンジされている。このようなお店が現れるあたり、やはり関西の食文化の奥深さを思い知らされた１杯だった。09.08.2.274 |
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