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データ
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ローメン 超々 | ローメン UP | うしお煮 小 |
店 内 | ローメン | 暖簾 |
初代うしおのオヤジはひ孫を背負って・・・ | メニュー |
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信州伊那のB1居酒屋。焼きそば風ローメンの総本山。 うしおといえば伊那谷名物ローメン(フルネームは炒肉麺=チャーローメン)の2大勢力、スープ風と焼きそば風のうち、焼きそば風では最も有名な店だ。 といっても、うしおの業態は居酒屋だ。仕事帰りにちょっと一杯引っかける。今では伊那市役所は郊外に移ってしまったが、以前はこの近くにあり、上伊那地方事務所と併せてこの辺りは公務員も多く、夕方ともなるとあちこちの居酒屋が賑わっていた。 3,40年ほど前、近くの伊那北高校の運動部員を中心に、うしおのランチ営業のローメンを食べに行く人が増えていった。これは学校が半日で終わる土曜日だったが・・・。 最初ローメンは並盛りと大盛りの2種類だったが、飲み屋の〆のメニューらしく、あまりボリュームはなかった。しかし、食べ盛りの高校生である。大盛りでも満足出来なくなってきた。そこで初代のうしおのオヤジーー現在の元気で店に出ている。−−と学生達のやりとりで、超大盛り(略して”超”)が出来た。 しかし、これでもまだお腹は満足出来ない。そこでついに超々大盛り(チョーチョー)という今ではおなじみの盛りができた。といっても二郎系に比べれば可愛いものだ。 うしおのローメンは最初からソースがかけてあり、そのソースがちょっと個性的な味で、いつしか焼きそば風という呼び名がついた。ローメンの元祖といわれる、スープ系の代表萬里のローメンと比べれば、最初にローメンを食べてみたいのであれば、うしおの方が食べやすいかもしれない。ただし、肉がマトン(ラムではない)のため、マトンの臭みが気になる人は”肉抜き”というメニューがあるので、頼んでみるといい。 さて、この店の居酒屋メニューだが、酒類の値段が少々高い。これは酒類には必ず1品の小鉢が付いてくるからだ。しかもお代わりを頼むと中身を変えて出してくれる。 他にはあまり種類はないが、その中で必食すべきは うしお煮 だ。 伊那市近辺では おたぐり といって馬のホルモンの煮込み料理を出している店が多いが、その中でもうしお煮はとてもおいしい。 また、この店で刺身系にはわさびは付かず、からしが添えられている。 このあたり、信州伊那の居酒屋の中でも独特なスタイルを持ったお店だ。 13.09.21 117 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 伊那市の名物食ともいえるローメン。その中でもうしおのローメンは焼きそば風で食べやすい。私も学生時代からローメンを食べていたので、ローメンに愛着を持っているのだが、(食べ慣れない方からは「理解できない。」といわれそう。)最近「二郎関内店」の「汁なし」を食べて、ローメンと汁なしラーメンの相似性を感じた。 まず、双方とも若い男性に好まれるという共通性がある。それにかなりの油が使われている点。これに油そばを加えればB級グルメ汁なし3大麺になるのでは・・・ととりとめのないことを考えてしまった。 ただ、汁なしや油そばは、昨今のつけ麺ブーム+味戦争に乗って非常に早い進歩をしている。 それに比べるとローメンはその点の進歩がやや足らないように思える。 たとえば二郎のあの美味しい麺でうしお風ローメンをいただけたら、さぞうまいローメンになるだろうと思ってしまったのである。 最近になって、豚の背脂を加えたローメンとか、まぜそば風ローメンとか出てきているが、いずれも蒸し麺を使っていて、この蒸し麺の味が今ひとつなのだ。二郎の汁なしなどは完全に麺のうまさで成り立っているような気がする。 いつの日か特製手打ち麺のローメンを食べてみたいものである。 090425 ------(2000.02.11 のレビュー)--------------------------------------------- 萬里と並んで伊那名物ローメンの有名店。ただし、こちらは味付けされて出てくる焼きそば風。お昼にローメン、ラーメンを食べるのも良いが、夜、うしお煮(おたぐり=もつ煮)で一杯やるのもよい。酒類を注文すると必ず小鉢のツマミガ一個ついてくる。 |
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