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麺処すーサン (閉店）炭粉が入った黒い麺のラーメン 伊那谷の西側を走る大規模農道沿いにあるラーメン店。確か以前は違う名前の店だったと思う。以前は定食や丼物など何でもある食堂だったが、ここ２，３年前に名前が変わってラーメンに力を入れたスタイルに変わった。 ラーメンでも種類はたくさんあるが、その中で独特な１品「黒ラーメン」というのをいただいてみた。 メニューによるととんこつ、マー油系のラーメンだが、スープに食用炭の粉末を入れて黒いスープに仕立てているとのことだ。 出てきたラーメンは確かに黒いスープだけれど、豚骨スープの白い色と炭の粉が混ざって、黒というよりはグレーだ。マー油の香りはほのかにするけれど、あまり効いていないので、ほのかにマー油の香りがするといところだ。 では何故炭の粉を混ぜるのだろうか。元々食用粉炭というのは、日本酒を醸造する際に雑味を取り除くために醸造の後期に使われることが多いようだ。雑味を取り除く替わりに風味も取り除いてしまうため、最近の手をかけた良質な酒には使われなくなってきていると聞いている。 ラーメンスープの味付けにはプラスぬならないような物質を、何故このようにスープに使うのか、私には全く理解出来ない。 黒ラーメンというのならマー油をたっぷり入れたほうがよっぽどうまくなるのではないだろうか。 454.08.10.05 |
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