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らーめんDINING慶の味噌とんこつ「厚木ラーメン」 厚木市の小田急小田原線本厚木駅付近といえば、塩ラーメンで有名な本丸亭があるが、このお店は若い店主がかなり積極的に創作的なラーメンを作っている店である。 店内はまさしく鰻の寝床の様に細長く、カウンター席が中信で、やや暗い照明の中洋楽がBGMで流れている。 このお店の中心メニューは「厚木ラーメン」と呼ばれる味噌とんこつラーメンだ。 目の前に置かれた厚木ラーメンは、どんぶりというより大きなスープ皿といえるような食器に入れられていて、れんげはその縁に引っ掛けられていてその中に味玉が入っているという他にあまり見かけられないスタイルだ。 ちょっと見た目にはラーメンと言うよりスープを見ているようだ。また、これでは量が少ないように見えるのだが、それはお皿自体が大きいことに依る錯覚で、実は一人前たっぷりと入っている。 スープはとろみが強く、レンゲですくって飲むとラーメンのスープというより洋食のスープを彷彿とさせる。 温度もちょうど良くなかなか楽しめるが、スープとしては少々塩味が強すぎる。同じようにラーメンというよりはスープという店ではかの有名な斑鳩があるが、この慶もとんこつに味噌を使ってその路線をねらっているようだ。ただし、この厚木ラーメンはスープとして飲むには少々塩が強すぎる。レンゲで何回か口に運ぶと塩っ辛さから続けて飲むことが出来ない。これは麺を食べている時は気にならないのだが･･･。 これだけ丁寧に取られただしなら、もう一工夫でスープの様に飲めるだろう。塩気の塩梅を追求して頑張って欲しい。 08.10.22.462 |
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