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丹波篠山上品なゆる里のお蕎麦
兵庫県から京都にかけての丹波地方はご存じの黒豆をはじめとして、農産物の実り豊かなところだが、美味しいそば屋さんも多いところだ。
今回は篠山から京都に抜ける途中、街道沿いに見かけたそば店に入ってみた。一見個人住宅のような造りだが、店内に入ると3卓ほどのテーブルがあった。
二八そばのような色の白いそばだが、麺のこしは充分で冷たい水で締められたそばはとても口当たりが良かった。これでもう少し香りが強かったら非常に質の高いそばになると思うのだが。
つゆはやや甘めながらスッキリとした味わいで、繊細な色のこのそばに良く合っていた。
最後にそば湯が運ばれてきた。そば粉を溶いたとろみの強いタイプで、葛湯のような感じだったが、容器に熱を取られてしまったのかぬるく、そば湯の楽しみが半減してしまい、この点が少し残念だった。
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